なーママふわ∞ポム日記

なーママふわ∞ポム日記

~KinKi Kids・嵐・関ジャニ∞を通じたあれこれをふわふわと綴るブログ~

2人の元ジャニーズファン

今日は嵐のコンサートの続き、ではない話を記事にします。

ジャニーズのファンクラブに入る前、私は2人の元ジャニーズファンに出会った。

1人目:Aさん

知人Aさんはアラカン

ジャニーズタレントのXくんを一途に応援していた。

Aさんは専業主婦で、ご主人は定年退職。のんびりと老後を過ごしていた。

金銭的にもそんなに困らないのだろう、CDがリリースされれば10枚単位で購入して友人に配り、コンサートがあれば何か所も遠征した。居住地の近くであれば友人を誘って参加し、遠方は1人だったが、遠征先で同じXくんファンとのオフ会にも参加していた。

そんなAさんに対し、ご主人は「もう諦めています」と苦笑していたけれど、理解はあったのだと思う。

 

このような生活を送っていたある日、AさんはXくんのファンを辞めた。

Aさんの辞めた理由は、致し方のない理由だと思う人もいれば、「貴女のXくんへの想いはそんなものか」と咎める人もいるだろう、というものだった。

まもなくAさんは、Xくんグッズのほとんどを処分してしまった。

2人目:Bさん

ママ友Bさんは、ジャニーズグループYの結成当初からの古参ファン。

Zくん担当だった。

Yがまだ小さな会場でコンサートをしていた時からBさんは多ステし、学生時代にはZくんが出演したドラマにエキストラとして参加したこともある。

アルバイト代のほとんどはYやZくんにつぎ込んだようなものと言っていい。

 

このような日々を数年過ごし、Bさんはある年のYのファンクラブを更新せず、現在に至っている。

Bさんにその理由を尋ねたが、明確な回答はなかった。

だから私の想像でしかないが、受験、進学、就職、恋愛など、おそらく他のことに興味が出て、それがジャニーズを上回ったのだと思う。

この2人を世間では、

ここまで読んだ多くの人の頭の中に、次の言葉が思い浮かんだだろう。 

そう、

『担降り』だ。

 

ジャニヲタのツイッターやブログで頻繁に見かける用語で、端的に言えば「ファンを辞める」という意味に使われる。

Bさんの答え 

Bさんからこの話を聞くことになったきっかけは、私がたまたまママさん同士の集まりの時に「実は、娘が最近嵐のコンサートに行きたいと言っていて、でもコンサートに行くためにはファンクラブに入らなきゃいけないから迷ってるの…」と何気なく話したときに、Bさんが「実は私、昔Yのファンをやっていてね…」と打ち明けてくれたのだ。

 

Bさんの話を聞く限り、BさんはYとZくんに相当情熱を注いでいたファンに思えた。

だからこそ浮かんだ疑問を、私はBさんにぶつけた。

「もう一度Yのファンクラブに入ろうと思わないの?」 

 

すると、Bさんは、

「ない、ない」

とあっけらかんと答えた。

 

そして、間髪入れずにこう続けた。

「っていうか、ファンやってた期間にYやZくんにつぎ込んだお金が戻ってこないかな~と思ってる。今から考えたら、あのお金でいろんなもの買えたな~とか、今こんなにお金に苦労しないで済んだのにな~、とか思うと、めちゃくちゃムダ金だったよ~」

と。

AさんとBさんの話を聞いて

AさんとBさんの話を聞いて、私はこう思った。

「娘も、そして私も、ジャニーズのファンクラブに入ったとしても、いつかこうなる日が訪れるのかもしれないな」と。

ジャニーズのファンクラブに入っても、もう更新は止めようと思う日が訪れるかもしれない。

そんな簡単なことを2人は私に教えてくれた。

私は、この2人のおかげで、とりあえず気軽にファンクラブに入ろう、と背中を押されたような気がする。

それとは裏腹に、私にもいずれ『担降り』の日がやって来るかもしれないことを、私はジャニーズのファンクラブに入る前に既に覚悟した。

ジャニーズ楽曲大賞

昨日<非公式>ジャニーズ楽曲大賞で、関ジャニ∞の『青春のすべて』が82位に選ばれた。

そのコメントの中に

「おそらく関ジャニ∞からの、担降りしたヲタクへ送る最後のラブソング。」という一文があった。

 

このコメントを読み、私が真っ先に思い出したのはAさんとBさんだった。

この2人がこの曲を聴くとどう思うのだろう、

このコメントと同じように思うのだろうか、

と。

 

同時に、

仮に私が、特に関ジャニ∞からの担降りを考えるその日がやってきたとき、

私はきっとこの曲を聴くだろうと思った。

その時の私がこの曲を聴いて、

いや、やはりこの人たちと一緒にもう少し生きていきたいと思うのか、

それとも生きる明日がひとつでなくなってしまうのか、

それはそのときが来ないと分からないけれど、

きっと何度も何度も噛みしめて涙しながら聴くことになるだろうとも思った。

 

このコメントに対し、

eighterさんを中心に否定的な意見が大量に噴出したこと、

その中のごく一部の方が辛らつな言葉を連ねて批判した結果、コメントをした当人がブログを通じて謝罪するという事態に発展したこと、

非常に残念だ。

 

絶対に、一生、自分が応援するジャニーズアイドルから担降りする日なんて来ない、と言い切れるだろうか?

CDの大量買い、多ステ、遠征、エキストラ参加までしていた熱心なファンが、既に担降りしているという現実を私は知っている。

だから、今の気持ちが未来永劫続くなんて、そんなことは口が裂けても言えない。

 

そしてそれは、

全ジャニーズファンにも言えるのではないだろうか。

今は順風満帆にヲタ活に励んでいるとしても、

恋愛、結婚、妊娠、出産、進学、卒業、就職、転職、病気、介護…挙げだしたらきりがないが、

人生が転換する場面で、ファンを続けられなくなるかもしれない。

それは誰にでもありえる人生の局面だ。

「応援しているアイドルを嫌になった」だけが理由でない『担降り』だってあるはずだ。

 

少なくとも、

Xくんのことを話している時、Aさんは目が輝いていた。

Bさんは「Yのコンサートのとき、Zくんが私の前でこんなファンサをしてくれてね、それでね…」と笑顔を浮かべながら私に当時のことを話してくれた。

そのとき私は、AさんとBさんにとっての青春の1ページを垣間見た気がした。

私にとっての『青春のすべて』

コメントした方にとって、『青春のすべて』は「担降りソング」だった。

しかし、私にとっては、

関ジャニ∞を応援し続けるかどうか迷いが生じた時に、

もしかしたら私から担降りを止めさせる一曲になるかもしれない。

 

いや、そうであってほしい。

そういう希望を託す曲、

それが『青春のすべて』だ。

 

コメントした方に、この場を借りて改めてお礼申し上げたい。

私が今まで持ち合わせていなかった視点を与えていただき、本当にありがとうございました。

投票された『青春のすべて』、これからも大切に聴いていきます。