なーママふわ∞ポム日記

なーママふわ∞ポム日記

~KinKi Kids・嵐・関ジャニ∞を通じたあれこれをふわふわと綴るブログ~

私にとってのKinKi Kids

 ※ここからしばらくは自分語りの、以前の記事でも触れたことのある内容ですので、ご興味のある方のみお読みいただき、それ以外の方は『AERA 2017年7月17日号』まで飛ばしてお読みくださると幸いです※

私の記憶の中のKinKi Kids

私の最も古いKinKi Kidsの記憶は24年前。

レギュラー出演していた『キスした?SMAP』に遡る。

当時の私は、放送翌日、クラスメイトと「昨日の剛は/光一はここが面白かった」とキャッキャキャッキャ言い合い、一通りゲラゲラ笑った後『たよりにしてまっせ』を教室内で歌うという、迷惑極まりない行為を毎週繰り返していた。

四半世紀も前のことだけど、『キンキ話』で誰と一緒に盛り上がったか、そのメンツも顔もはっきりと覚えている。とても鮮明な記憶だ。

そんなに鮮やかな記憶を私に残すくらい、とりわけ関西の女子にとってKinKi Kidsは新しいジャニーズアイドルだった。

関西弁を操るジャニーズ。

今でこそ関ジャニ∞ジャニーズWESTが当たり前のように関西弁を使うが、当時TOKIOのリーダーはそんなに関西弁で話していなかったと記憶している。

だから、関西弁を話すジャニーズは新鮮だったし、身近に感じられた。

かつ年齢も近いので、私が彼らに興味を持つのは自然なことだったと思う。

間違いなく、私が一番最初に熱中したジャニーズアイドルだった。

 

しかし、私はファンクラブには入らなかった。

金銭的な問題もあったし、どこか気恥ずかしさもあった。

今の若い方には信じられないかもしれないが、当時のKinKi Kidsは今のようにゆるいトークを気だるい感じで続けて好き放題言っているように見えるアイドルではなく、求められるアイドル像を懸命にこなす、アイドルのど真ん中にいるアイドルだったのだ。

 

そんなKinKi Kidsから目を離すことはできない私は、お茶の間からたくさんKinKi Kidsを観た。

人間失格』『若葉のころ』『金田一』『家なき子2』『銀狼』等々のドラマも観たし、彼らのバラエティもよく観た。

堂本剛のDO-YA!』の第1回ゲストがV6の岡田くんだったし(あ、岡田くんご結婚おめでとう!)、『正直しんどい』も『ピカイチ』も記憶にある。

その中でも『Toki-Kin急行 好きだよ!好きやねん』は、TOKIOKinKi Kidsの2組による最高に面白いバラエティだった*1。おそらく全て欠かさず観たし、この番組の思い出は語り出したらきりがない。今でも私の5本の指に入る素晴らしいバラエティ番組だった。

 

そして『LOVE LOVEあいしてる』の放送開始。

私がおそらく第1回目をリビングで観ていた時だったと思う。

父が「これ、吉田拓郎か!?」と非常に驚いた様子で私に尋ねた。

そう、と私が返答すると「KinKi Kidsってすごいな~。こいつら(音楽的に)すごい成長するやろな~」とテレビを見つめながら呟き、以降『LOVE LOVEあいしてる』は我が家では家族で観る番組となった。

 

これも今の若い方はご存知ないかもしれないが、『LOVE LOVEあいしてる』の放送が開始されたのは1996年10月。KinKi KidsのCDデビューは1997年7月だから、当時KinKi Kidsはデビュー前の、いちジャニーズJr.にすぎなかった。

そんな彼らが音楽の冠番組を持つことは破格の待遇であったといえるが、同時にプレッシャーもあったと想像する。

お茶の間ファンの私でさえ「KinKi KidsはいつCDデビューするのだろう」とヤキモキしていたのだから。

 

そしてKinKi Kidsは、1997年7月『硝子の少年』でデビューした。

彼らがジャニーズ事務所に入所して6年、私がKinKi Kidsを知ってから既に4年経っていた。

今でこそJr.内でグループを組んでもなかなかデビューしないことはままあることだが、当時はあまりなく、KinKi Kidsはとても遅いデビューで、まさに「満を持して」のデビューだった。

 

KinKi Kidsの楽曲を聴けば、私が過ごしてきたいろんな時代を一気に思い出す。

例えば、『ジェットコースター・ロマンス』『夏の王様』『フラワー』は、当時の彼氏と真夏の海岸線をドライブしたことを、

『Hey! みんな元気かい?』は、その彼氏が「タイトルのわりに元気を感じない曲」と言ったことを(だから8月に放送された関ジャムで光一さんがこの曲について述べたことが非常に興味深かった)

薄荷キャンディー』は、ドラマ『元カレ』の(おそらく)最終話の空港のシーンを(このドラマの剛さんの役どころは優柔不断な男だった)

それぞれ思い出す。

お茶の間だったけど、今でもアルバムは全て持っているし、当時の彼らのビジュアルもぼんやり思い出せる。

私がKinKi Kidsを知ってからの24年の間に、私は、入学、卒業、就職、結婚、出産と人生の様々な節目があった。その思い出の一部にKinKi Kidsが時々顔を出す。

私にとってKinKi Kidsはそんな存在だ。

 

そんな私がKinKi Kidsのファンクラブに入ったのは、娘が嵐に興味を持ち、嵐のファンクラブへ入ることを考えたとき「嵐は入ってKinKi Kidsは入らないのか?」と自問自答したことがきっかけだ。

数か月悩み、結局私は入った。

かといって、私はやはりお茶の間に毛の生えた程度しかKinKi Kidsを知らない。

実際、このブログの記事の中心は関ジャニ∞だ。

本当に何となく、私はジャニーズを掛け持ちした。

 

そんな私が、昨年12月初めてKinKi Kidsのコンサートに行った。

1曲目のイントロがかかったとき、私は瞬時にその曲が『Kissからはじまるミステリー』だと分かった。

『硝子の少年』と同じ松本隆さん&山下達郎さんによって作られ、『金田一 第2シーズン』主題歌であり、デビュー前から歌われていた『Kissからはじまるミステリー』。

1曲目がこの曲だということに圧倒されていると、目の前にKinKi Kidsが現れ、私の頬に涙が流れた。

その時は、それが何の涙なのか、わかったようでわかっていなかった。

今だから言えること

今年6月29日、関ジャニ∞はSONGSに出演した。

この番組で彼らが「∞SAKAおばちゃんROCKの時にやらされてるだけやった。」「大阪じゃない歌を唄いたい(と言った)」との発言に対し、かなりの非難の声がSNSで上がった。

ほどなく、シングル『奇跡の人』に対する批判がネット上に溢れた。

関ジャニ∞はドームツアーのMCの中で、『奇跡の人』が男尊女卑だと話題になっていることを挙げ、「最後まで聴いてほしい」と自ら言及したことを知った。

 

仕事をしていれば、自分のオフィシャルイメージと自分が本当にやりたい仕事との間にギャップを感じ、悩んだり衝突したりすることなんて当たり前だ。

そして、仕事というものは、時には全ての人を満足させないこともあるのが当然だ。

実際、ヒルナンデスで横山さんが『奇跡の人』のリリースを宣伝したとき、ナンチャンは「俺この曲めっちゃ好き」と言っていた。

私の母は、カラオケで私と娘がこの曲を唄った時「関ジャニって『大阪』『大阪』っていう歌ばかりかと思ったら、良い歌唄ってるねんなぁ。」と言った。

そういう意見は埋没し、SNSというごく小さな集合体の中の意見がまるでファンの総意のように本人らに届く。*2

そのことが耐えられなくなった。

そして私はこの時期、SNSと一時的に距離を置いた。

AERA 2017年7月17日号

そんな時期に、私はAERA2017年7月17日号を手にした。

表紙はKinKi Kidsで、彼らへのインタビュー記事が掲載されていた。

 

インタビュアーからの質問はたったの3つ。

そのうちの1つ「CDデビュー20年について」に対する剛さんの回答を一部抜粋する。

剛「(略)30歳を過ぎたころから、「アイドル」と言われながらも「偶像」や「幻想」のような存在になりたいとは思えない自分の気持ちに正直に生きようと決めました。だから、誰かに夢を与えようとか、ファンを非現実的な世界に連れて行ってあげよう、とは思っていません。」

剛さんは以前からこのような発言をしていたから、このインタビューで突然こんなことを言い始めたわけではない。

だけど、この文章に当時の私は救われた。

ファンの期待に応える

記事では上述の剛さんのインタビューの前に掲載されていた光一さんの言葉を一部抜粋する。

光一「僕らみたいに人前に出る仕事をしていると、時代や流行を「先導」していると思われがちですが、自分にはそういう気持ちはありません。単に、表現したいことを発信しているだけで、それを受ける側がどう感じるかは自由。正直、「ファンの期待に応える」というのもあまり得意ではないんです。

光一「期待に応えることだけを目標にしていたら、そこで行き止まりになってしまう。自分の表現したいことだけを突き詰めてきたからこそ、いい意味でファンの期待を裏切り続けてこられたのかもしれないな、と。」

 

話が脱線するが、嵐が今年ニューアルバム『untitled』をリリースしたとき、このアルバムに収録のユニット曲に対し一部のファンから不平や不満の声が上がった。

それを知っていたわけではないだろうが、日経エンタ2017年11月号で櫻井くんが次のような趣旨を述べた。

櫻井「2019年の嵐CDデビュー20周年は新しいことをやるというより集大成の年になる、だからこそ嵐の幅を広げる積極的で挑戦的なアルバムは今年と来年しか作れない。」

 

光一さんと櫻井くんの言葉は非常に似ている。

彼らはずっと挑戦を続けなければならない。

そのために、時には「ファンの期待に応えない」選択をする必要がある。

光一さんと櫻井くんは私に、とても大切な視点をくれた。

アイドルへの依存 

そして、先ほどの剛さんのインタビューには続きがある。

剛「(略)いまは「依存」の時代なのかなって。僕も含めて、「誰か」や「何か」に依存するのはやめたほうがいい。あなたの人生と僕の人生がたまたま巡り合って、いまこの時間があると思えるほうが、僕にとっては気持ちがいいんです。お互いを感じ合ったり、存在を思いやったり、そういう関係性が理想だと思うから。人間として関わるというか。」

 

 

SNSから離れた時期に、私は『龍が如く6』というゲームをしていた。

このゲームの中で、主人公は次のような台詞を口にした。

 「アイドルは、ファンの夢や希望を背負っていかなきゃいけないんだ。」

この台詞を見た瞬間、私はゲームの手を止めた。

少数派として

私は、アイドルを見ても、近くに来ても「キャー!!」とか「ワ~!!」とか「○○くーん!!」とはならない。

『アイドル』を「偶像」の意味が持つ「あこがれ」や「崇拝」の対象とも思ったことはなく、彼らがトイレや恋愛をしないという「幻想」も抱いていない。

私が一方的に知っているだけの存在であるアイドルに対し、夢を与えてほしいとか非現実的な世界に連れて行ってほしいとか、そんなことを願うという発想すらなかった。

よく考えると、私はアイドルを応援するための決定的な何かが欠けている。

それでもなぜ私はジャニーズの現場に足を運ぶのか、考えてみた。

  

私がジャニーズの現場に足を運ぶとき。

ジャニーズが出演する番組を視聴するとき。

はっきり言って、何も考えていない。

「売れてほしい」「そのためにもっとこうしてほしい」「どうしてこの曲を入れないんだろう」「どうしてこんなやり方をするのだろう」と考え疑問に思う人は、それだけ対象のアイドルを心から愛し、応援していて、だからこそ「こうしてくれればもっと世間にこのアイドルの良さが伝わるのに」と憤りを感じるのだろう。

そういう感情が、私は欠如している。

私はただ、対象のアイドルが提供するエンターテインメントを見られればそれでいい。

自分の好みなどない。

非常に受動的だ。

現場に行けば、番組を観れば、歌を聴けば、最終的には気持ちが満たされる。

それで十分だ。

だから、アイドルたちに求めていることなど何もない。

私のような何も考えないアイドルのファン*3はごく少数だと思うが、こんな能天気なファンもいるのだ。

だから、アイドルたちは自分たちの好きにエンターテインメントを表現すればいいと私は思っている。

KinKi Kids CONCERT 20.2.21-Everything happens for a reason-』に参加して(ネタバレなし)

先週土曜日。

私は1年前と同じ東京ドームで行われたKinKi Kidsのコンサートに参加した。

たくさん泣いた。

翌日に目が腫れ上がるほど泣いた。

同じくらいたくさん笑った。

あれからもう1週間経ったが、私は未だに満たされた気持ちでいっぱいだ。

 

私にとってのKinKi Kids

それは、間違いなく“アイドル”だ。

だけど、私は彼らを「偶像」とか「幻想」だと思っていない。

私と同じ時間を経過し、現実を生きる“アイドル”で、私の人生に彩りをくれた“アイドル”だ。

 

KinKi Kidsは来年以降、これまでの20年のように活動するのは難しいのかもしれない。

だけど私はこの先も、彼らをお茶の間から応援し、お金の続く限り彼らのファンクラブを更新していくだろう。

 

そして、来月発売の、堂本剛作詞・堂本光一作曲のニューシングル『Topaz Love』を心待ちにしている。

私は自分の誕生石がトパーズだと知ったとき、なんて知名度の低い宝石なのだろうとがっかりした。

しかし、この楽曲のおかげで、KinKi Kidsファンである自分の誕生石がトパーズだということを誇りに思うようになった。

先日予約に行ったら、通常盤の予約がかなりあり、発売日当日にお渡しできませんが…と言われ、驚くとともに20年トップを走り続ける彼らのファンの底力を見た気がした。

 

この曲は、歌詞の緻密さと2人のハーモニーを最大限に引き出した、KinKi Kidsにしか歌えない楽曲だ。

これから発売に向け音楽番組で披露される機会が多くあると思うので、ぜひ聴いてみてほしい。

www.jehp.jp

涙の理由

今のところ、私はKinKi Kidsのコンサートに参加すると100%の確率で泣いている。

昨年は、長くお茶の間ファンをやっていた私が参加できたことへの喜びだったと思っていた。

それに加えて、今年はこんな風に思った。

 

KinKi Kidsは、ジャニーズ事務所に入ったその日からシンメだった。

もしかしたらお互いの顔を見たくないと思った日もあったかもしれない。

常に2人を比較する大人や世間に怒りと悲しみを覚えた日もあったかもしれない。

それでも2人はKinKi Kidsという看板を背負い、ファンと時間を共有することを最優先に舞台に立っている。

そんな2人が魅せるエンターテインメントを、この目で直接見て、聴いて、感じられる。

だけど、人間だから体調が崩れることもある。

2人が毎年この舞台に立つことを、「毎年の恒例行事」と思わず、今、この瞬間を大切にしたい。目に焼き付けたい。

そう思うと、自然と涙がこぼれた。

そんな感じだった。

 

今日はクリスマス・イヴ。

シンデレラ・クリスマス』を聴きながら、でも

X'masなんていらないくらい 日々が愛のかたまり

という気持ちも忘れずに過ごそうと思う。

 

光一さん、剛さん。

素敵な時間と空間、そして大切な思い出を、24年間私にプレゼントしてくれてありがとう。

*1:ふかわりょうさんはこの番組から売れたといっても過言ではない

*2:ついでに書くと、私はジャニーズアイドルが自ら積極的に「エゴサ―チしています」と発言することも快く思っていない。SNSは情報収集の1つのツールであって、そこに全ての意見が載せられているわけではない。アイドル自らがそれを発言することによって、偏った意見がよりSNSに集中してしまい、それが総意とアイドル自らが錯覚してしまうことも危惧している。

*3:これを世間では『お花畑』とか『純粋』とか言うのかもしれないが、私にそんな可愛らしい形容は似合わない。