長々と書いてきた関ジャニ'sエイターテインメント東京公演の感想シリーズの最終回です。
今回は娘『なー』の感想ですが、娘が印象に残っているものだけ書きます。
参考までに、私の感想は下記のとおりです↓
開演前アナウンス映像
この開演前の映像に、私はとても感心しました。
これは関ジャニ∞オリジナルで、ツアー毎に考えているのだと思いますが、単に「開演前に着席してください」とアナウンスしたところで、人間は慣れてしまい、そのうち聞き流すようになってしまうものです。
お金と手間はかかるけれど、観客に「早めに着席したい」と思わせる工夫と、アニメーションや笑いによって注意喚起を説教くさいものにしない手法は、子育て中の私に反省を促しました。常日頃娘に対し「早くしなさい!」とガミガミ𠮟りつけているだけなので(汗)
娘はこの映像を見て「初老~~~~!」「ヤスとおーくらくん!!」「ヨコ~~~~!」とゲラゲラ爆笑し続け、今でもこの映像の話をするほどお気に入りでした。
これってDVDには入らないんですよね?欲しいなぁ…。
∞レンジャー
娘が関ジャニ∞のライヴで良かったことの1番に挙げたこのコーナー。
子どもeighterの支持率はまだまだ根強いです。
娘はどの演出も食い入るように見ていましたが、
娘のお気に入りは、
イリュージョンの串刺し後にブラックの体にいくつかの刃が残り、ブラックがよろめきながら「刺さってるやん!!」とぼやいたところと、
イエローによる扉を使ったマジックで、シャワーを浴びたグリーンが「のび太さん、エッチ!」と叫んだところです(1日目か2日目かは忘れてしまいました)。
このグリーンの「のび太さん、エッチ!」は、2公演の中で最も秀逸な一言でした。
ハダカ
娘にとっての今現在の好きな曲ランキング第1位の曲が、この『ハダカ』です。
先日めざましテレビで大阪公演の模様が放送されたとき、『ハダカ』の映像が一瞬流れて娘は歓喜しました。
娘にとっては、新聞紙の服を着て、それ以外の部分が裸であることが面白くて仕方なかったようで、「なんで新聞紙の服だったの~(大爆笑)」「ヨコ、すっごい白かったね!」と時々ニヤニヤしながら思い出し話をします。
関ジャニ∞が『かば』を歌う
先日娘が突然「キャンジャニちゃんって『かば』だったんだねぇ。」と言い出しました。
…『かば』…?
『象』じゃなくて?
しかもキャンジャニちゃん?
???
さっぱり見当がつかなかったので「何のこと?」と聞くと、
「だからぁー、エイトがキャンジャニちゃん歌う前に、すばるが『かばです』って言ってから歌ったでしょ?だからキャンジャニちゃんは『かば』だったんだね、って言ったの!」と娘はキレ気味に返答しました。
…あれは……あぁ思い出した…。
「あのね、すばるは『かば』じゃなくて『カバー』って言ったんだよ。」と訂正しておきました。
2日目のアコースティックが『CANDY MY LOVE』で、これを歌う前にすばるさんが「持ち歌というよりカバーです」という前置きを言ってから歌い始めたんですね。
それを娘はずっと『かば』だと勘違いしていたことがわかり、思わず爆笑してしまいました。
※以下は、ファンサに寛容な方のみお読みください※
娘の、丸山さんへのメッセージ
公演前に「娘が丸山さんに伝えたいことがある」と書きました。
センスも技術もゼロの私ですが、何とかそのメッセージを記載したうちわを完成させ、娘には「ここには6万人のお客さんがいるから、丸ちゃんに気付いてもらうのはすごくすごく難しいことだからね。MJに見てもらえたのはラッキーだったんだからね*1。丸ちゃんも忙しいから、丸ちゃんが気付かなくてもガッカリしないでね。」とよくよく言い聞かせて当日に臨みました。
1日目の公演では、私の感想【その3】の記事で書いたように、娘の隣の方が「パーン」のファンサをもらっていましたが、娘のうちわは気づかれませんでした。
そりゃそうです。東京ドームには6万人。いくら丸山さんがファンサ王子とはいえ、全てのうちわに応えられるはずがありません。
そして2日目。
前日である程度の流れは掴んでいたので、メンバーが目の前の小ステージに来るタイミングは把握していました。
丸山さんが小ステージやトロッコに乗って何度か目の前に来ましたが、やはり娘のうちわに気付くことはありませんでした。
公演が終盤の『キングオブ男!』と『前向きスクリーム!』になり、ファンサをもらえる機会があるとすればもうここしかないだろうなと思ったとき、丸山さんが目の前の小ステージに来ました。
ファンサ王子は「パーン」やPPAPに大忙しで、2階席や1階スタンド奥の方の声援に応えようとそちらを見ていました。
私は「やっぱりダメかな」と諦めていましたが、娘は「まるちゃん!」と声を出し、目の前にいる丸山さんをまっすぐに見つめていました。
そのときです。
少し目線を落とした丸山さんがふっとこちらを向き、丸山さんが一瞬素の表情になった後、これまでテレビでもDVDでも雑誌でも見たことのない、すごく穏やかで優しくてふわっとした「あぁ」という表情を見せ、やわらかな笑顔とともに、両手で『〇』を作って示しました。
私たち母娘の後ろには、公演開始前から公演中も「キャーーーーーっ!!!」「やっばぁーーーーーい!!」と叫び続ける方々*2がいましたが、その方々が一瞬静かになり、小声で「えっ…丸ちゃん…」と絶句した後、周囲の視線が一気に私と娘に注がれたのを感じました。
あれは、確かに丸山さんから娘へのファンサでした。
両手で〇を作った後、丸山さんはすぐさまいつものファンサ王子に戻りましたが、
丸山さんが見せてくれたあの一瞬の表情が私は忘れられません。(←そりゃそうだ)
いつもテレビでもDVDでもカッコよくて優しい丸山さんだけど、とにかくめちゃめちゃやわらかくて穏やかでふわっとした笑顔で、しかもそれがメチャクチャ男前でカッコよくて。(←語彙力なさすぎ)
それは私ではなく娘に向けられたものなのだと自分に強く言い聞かせていますが、あれは…錯覚する。錯覚したい。(←もはや意味不明)
この衝撃が大きすぎて、しばらく感想を書けなかったところもあります。
(※東京公演から1か月を過ぎたのにこのテンションで語彙力のなさだというところに、衝撃の大きさをどうぞお察しください。)
東京公演前から安田さんが気になり始め「好き」と公言するようになった娘ですが、
1日目から2日目を通じて公演中は必死に丸山さんを探し、丸山さんが目の前に来たら「まるちゃん!」と声を出し、丸山さんからファンサをもらうと満面の笑みを見せ、MCで丸山さんが「明日のサタプラ見てね!」と言うと、翌朝しっかり8時前に起床し、テレビに向かって「まるちゃん!」と話しかけていた娘。(サタプラに関しては、朝の支度でてんやわんやの私よりも娘の方が毎週しっかりリアタイし、内容報告までしてくれます。)
娘が安田さんを好きなのは間違いないけれど、娘にとっての丸山さんはもはや特別な存在なのかもしれません。
丸山さん、娘へのビッグプレゼント、本当にありがとうございました。
丸山さんは、娘の心の中に、そして私の心の中にも、一生残っていくでしょう。
娘も、そして私も、とても幸せです。
娘にとっても、初めての関ジャニ∞のライヴは思い出深いものとなりました。
今夏も娘を連れて会いに行こうと思います。
まずはチケットが当選しますように。