なーママふわ∞ポム日記

~関ジャニ∞を中心に、時折KinKi Kidsや嵐のことをふわふわと綴るブログ~

読書の秋に「羊の木」の原作を読む

来月から錦戸さんがクランクインする映画「羊の木」の原作を読み終えました。

 

この映画は一人で観に行くことになるでしょう。

幼い娘には到底理解できません。

私にとっては「ジャニーズアイドルりょうくんのカッコイイところを存分に堪能したいから観に行こう♡」というノリで行ける映画ではないので、しっかりコンディションを整えて映画鑑賞に臨みたいと思います。

 

原作漫画の第1巻巻末に、原作の山上たつひこさんと作画のいがらしみきおさんの対談が載っています。

原作の山上さんは漫画化の前に話を最後まで書き終えており、それを読んだ作画のいがらしさんが、山上さんの手の上で遊ぶような感じで自由に描いたそうです。

そして、山上さんは原作を書き下ろしたきっかけを次のように述べています。

「以前からずっと心に引っかかっていた事があります。それは殺人を法律で裁く事の限界です。法律は普遍的なものの集合体だけど、殺人は究極の個人体験だ。法律という網で殺人という個人体験を掬おうとすると抜け落ちるものがいっぱいある。抜け落ちたものの中にこそ殺人の本質がある。そう僕は考えています。法律の網をくぐり抜けたものが何かというと、生理感覚や皮膚感覚、あるいは情緒を通してでないとそれは見えない。法廷の言葉とルールで人を殺した人間に審判を下すやり方はちょっと横に置いておいて、感じたい。考えるというよりも、感じたい。」*1

 

これを読んだときに、今回この原作の映画化の主役として、関ジャニ∞俳優部門のエース錦戸亮が選ばれたことを誇りに思いました。

指揮を執る吉田大八監督の代表作「紙の月」は、私にとって相当インパクトの強い映画でした。もちろん主役の宮沢りえさんの演技がとても素晴らしいのは言わずもがなですが、平凡な女性銀行員が破滅へと向かう過程の描き方を観て、自分には関係のないこと、と切り捨てた感情にはなれませんでした。

そんな吉田監督に、翻弄する側の元受刑者役ではなく、元受刑者らから翻弄される側の演者として錦戸さんが選ばれたのは、吉田監督の「怖すぎて笑える映画にしたい」という要求に応えられ、巧みな心理作戦や次々と起こる事件を通じて心情や人格が少しずつ剥がされていく繊細な役を演じられる俳優だと期待されているからに違いありません。

 

ちなみに、この映画の舞台となるのは「さびれた港町・魚深市」で、原作ではもう少し詳細な書き方をしているのですけど、どう読んでもあの自治体ですよね…。

そしてなんと、その自治体で映画のエキストラを募集しているそうです(気になる方は検索してみてください)。

明日から10月。

既に錦戸さんはこの映画に取り掛かっているでしょう。

冬コンのリハや新曲リリース活動が控えていますし、しばらく関ジャムのセッションは難しそうですね。少し寂しいですが、その分映画に期待しています。錦戸さん、頑張ってください。

そして、原作とは違ったストーリー展開をする映画を楽しみに待ちます。

 

※以下、関ジャニ∞に関係ない雑談です。

 

「羊の木」の原作を借りる直前に、たまたまジョジョの話をしていて、そういえば原作読んだのがだいぶ前で記憶が飛んでるな…と思い、「羊の木」と一緒にジョジョもレンタルしました。

そうしたら、一昨日「ジョジョの実写化」という仰天ニュースが舞い込んできて、タイムリーすぎる自分に驚きました。

そのジョジョの実写化に、錦戸さんが「羊の木」で共演する北村一輝さんが入っていなかったのは残念でした。「羊の木」と撮影時期が被ってしまったからかもしれませんが、最もジョジョの歴代主人公に近い系統の顔だと思うんですよね…。

北村さんの「羊の木」での役柄は原作でも重要な役なので、こちらを楽しみにします。

*1:「羊の木」第1巻巻末「羊の木」誕生秘話対談より抜粋