なーママふわ∞ポム日記

~KinKi Kids・嵐・関ジャニ∞を通じたあれこれをふわふわと綴るブログ~

嵐ライヴツアー2017-2018『untitled』に参加して①

2017年11月17日札幌ドームから始まった嵐のドームツアー『untitled』が、2018年1月14日に無事最終公演を迎えました。

私が参加したのはもう1か月以上前になりますが、初めて経験したこともあったので、まだ記憶があるうちに書き留めておこうと思います。

当選メールは突然に*1

公演の約1週間前に送られてくる制作開放席申込案内メール。

これまでも送られてきたことはあったが、当選したことはなかった。

いつも通り「とりあえず申し込んでみるか~」というノリだったので、申し込んだことすら忘れていた。

 

我が家の木曜日は、19時からVS嵐を観て、終わったらすぐお風呂に入る。

この日もルーティーン通りお風呂に入り「さて娘を寝かせよう、その前に携帯見とこう」と、これもまたルーティーンだった。

すると、

「『ARASHI LIVE TOUR 2017-2018 「untitled」』制作開放席 当選メール」

と書かれた件名のメールを受信していた。

 

…は?

……詐欺…?

………そういえば、何日か前に申し込んだような……。

…………え?

……………マジ?

 

恐る恐るメールを開くと、

「厳正なる抽選の結果、お申込みいただいたチケットをご用意いたしました。」

「今すぐ保存(メール保護)を」

と書いてある。

宛名も私で間違いない。

 

…………………夢…か?

 

今回の嵐ドームツアーはデジチケだったので、当選メールに表示方法の案内が記されていた。

恐る恐るリンクのURLを開く。

…あった。

QRコードがあった。

間違いなくあった。

 

これを3回繰り返した(苦笑)

 

どうやら夢ではないらしい。

私は制作開放席に当選した。

 

ここまでの私の行動を訝しげに見ていた娘に、

「あの…さ、あ、嵐のコンサートに行けることになった…」と告げた。

すると娘は

「え?行けないって言ってたじゃん。」

制作開放席なんて宝くじに当たるようなものだと思っていたので、娘に話したこともないし、申し込んだことすら娘に話していなかった。

説明が面倒なので、親子席ではなく立ち見の席で、ステージの横だから観にくいところだけど、行けることになったと簡潔に話した。

今年は嵐のコンサートに行けないと諦めていた娘は、とても喜んだ。

 

こうして私は急遽参加できることになった。

はじめてのデジチケ

もう1つ、この歳にして初めて経験したのがデジチケ。

当日は携帯の充電100%にして家を出て、会場に着いて写真を撮ったりしたけれど、まだまだバッテリーは余裕だった。

入場も特に手間取らず、スムーズだった。

 

デジチケが嫌な方の理由は「席が入場するまでわからない」からなのだろうが、嵐以降にデビューしたグループやJr.コンサートには、今後はデジチケが順次採用されていくと思う。

これだけ高額転売チケットが社会問題化している以上、ジャニーズ事務所としても何ら対策しないというわけにはいかない。

それに、これまで高額転売チケットに手を出してきたのは、たとえごく一部であっても他ならぬファン自身。デジチケ採用に至る経緯には、私たち観客にも責任がある。

制作開放席とは

制作開放席は「一部の演出が見られない」との記載がある。

本当にその通り。

例えば、オープニングで「キャーーーーーっ!!!」という歓声が上がっても、制作開放席だけは「???出てきたの??」というざわつきだった。

そして、音楽や歌声が聴こえてようやく「あぁいるんだ」となり、メンバーがステージの前方に来てようやく目視できた。

今回嵐はかなり大きなパネルを正面スクリーンに採用していたらしいのだけど、全く知らずに帰宅し、後日WSを娘と見て初めて「こんなのがあったんだ」と知った。

 

一方、フロートの始点・終点になるから、メンバーとの距離はとても近い。

最前列になると3mもない距離かもしれない。

フロートに乗る彼らを長く見送り、フロートから降りる彼らを長く眺めることができるし、彼らのパフォーマンスはほとんど真横でしか見えないが、ステージが近いから彼らの細かい動きを肉眼で見られて、Jr.との絡みも見える。

ファンサ重視、あるいはJr.担を兼任している方には良席といえるかもしれない。

他のアラシックさんの意見

知り合いにもう何年も応援しているアラシックさんがいて、今回のコンサートに久しぶりに当選したと聞き、感想を聞いた。

「うーん。。。」

と言った後、

「DIGITALIANとかJaponismのような圧倒的な世界観が好きなんですよね…」

と仰っていた。

古くから嵐を見てきたファン方にとっては、少し物足りないという意見もあるかもしれない。

 

このように色んな感想があると思いますが、私もそのうちの1つですのでご了承ください。

相変わらずペンライトを使った演出はすごい

今回、ついに嵐のペンライトを買った。

結果、マストアイテムだと分かった。

このグッズがファンにもたらす嵐との一体感はすごい。

私が買ったペンライトがこの会場の1つの色として演出に参加しているのだと思うと、何だか嬉しくなった。

わずか3時間足らずのためにこの金額を出すのか…と躊躇していた自分が情けない。

もちろん特定のメンバーの色に変える演出もあるけれどそれだけでなく、音楽や歌詞・曲の世界観に合わせて光の演出が次々に変わるので、これを眺めるだけでも嵐のコンサートには価値があるなぁと改めて思わされた。

この2週間後に行った、うちわ・ペンライト自粛だったKinKi Kidsのコンサートとはある意味では逆の演出方法なのだけど、感動の目盛りは同じ。

光の演出には人の心を打つ不思議な魅力がある。

メインステージ≒ムービングステージ?

今回制作開放席で良かったと思ったのは、これが見られたことが大きい。

 

通常、ムービングステージはメインステージの前や横に取り付けられていて、そこに演者が移動した後に可動する。これまで私が見たのはこのスタイルだった。

今回の嵐のムービングステージはこれではなく、メインステージで踊っているまま徐々にステージが高くなって浮き上がり、そこから動き始めてバックステージまで行ってしまった。

伝わってます?私の語彙力じゃ伝わっていない気がする…。

つまり、メインステージにムービングステージが埋め込まれていて、それがバックステージまで行ったり帰ったりを繰り返していた。

私はステージ真横の席だったので、このステージの動きの一部始終が見えた。

かなり度肝を抜かれた。

巨大パネルといい、今回のムービングステージといい、ペンライトの使い方といい、とにかく嵐の演出は桁違いで、アイデアが特異だ。

MJはほとんど来なかったけど… 

娘は嵐という存在を知って以来、一貫してMJのファン。

昨年の『Are You Happy?』ライヴではご本人からファンサをいただき、娘のMJへの想いは揺らぎないものとなった。

 

今回の席にはMJは1回だけ目の前に来た。

スタンディングなので娘は大人に埋もれてしまい、残念ながらMJへのうちわのメッセージは届かなかった。

しかし公演後、娘は「いいの。MJの代わりに櫻井くんとニノがいっぱい来てくれたよ!」と明るい表情で言った。

確かに、特に櫻井くんはすごく手を振ってくれて、フロートを降りてからもこちらを振り返って何度も何度も手を振ってくれた。櫻井くんってこんなにファンサする人だったんだ…と私はちょっとビックリしてしまった。

嵐は5人ともファンサを他のメンバー任せにせず、できる限り多くの人・遠くの人に届くように懸命に手を振る。

その姿を見て、アイドルの鑑だなぁと改めて思った。

 

 

次回はセットリストの中から印象に残ったものを書きます。

*1:タイトルのチョイスが古いのはご勘弁を…(苦笑)

KinKi Kids CONCERT 20.2.21-Everything happens for a reason-に参加して③

KinKi Kidsコンサートの感想、6曲目からです。

⑥Time~⑦Harmony of December

イントロが壮大で、まさに今回のオーケストラとのコラボにピッタリの2曲。

ここでも私は歌詞を勝手に深読みし、舞台上の2人に当てはめてしまっていた。

【Time】

(1番サビ)

あの時から 今までの自分が変わって

あの時から 痛いくらい君を愛して

これからどんな事があってもずっと気持ち離れないよ

I'll believe you

(2番サビ)

あの時から 信じることの強さを知り

あの時から 怖れずに君を愛して

新しい世界へ歩いて行くんだ ずっとずっと一緒に

I'll believe you

 

Harmony of December

(1番Bメロ)

ふと気づけばいつも隣で笑ってる 僕の心に咲く花

(2番Bメロ)

君の願い事が叶うように僕は そっと守っていくんだ

MC②

ここでもたくさん喋っていたけど抜粋。

光一「こないだ嵐のコンサートに行ったんだけどね」

 「嵐って俺らより背が高いのに、こんなに(親指と人差し指の間に隙間を作って)小さくしか見えないの*1。あいつらであんな小さかったら、俺らならこんなだぜー。」

と、光一さんは自虐的に話した。

「こ、光一さんが、あ、嵐の、コ、コンサートに…」と私は1人で興奮していた。

KinKi Kidsから提案

20周年Partyで『Anniversary』を3万人の観客が一緒に歌った話題に。

その光景を、剛さんは「(直接でなく画面越しに見ても)言葉が出てこないくらい感動した。」と言った。

すると光一さんが「今から6万人で『せーのっ』って歌ってみない?」と提案。

光一さんは、剛さんにあの時の雰囲気を少しでも感じてもらいたい、と。

「皆さんでワンコーラスだけお願いします。」と光一さんが言うと、ピアノが伴奏を始めた。

⑧もう君以外愛せない

【観客が歌った1番の歌詞】

君が一瞬でも いなくなると 僕は不安になるのさ

君を一瞬でも 離さない 離したくない

もう君以外愛せない 他にどんな人が現れても

もう君以外愛せない 今ここに君と約束するよ

たとえこの世が滅びても 君と誓った愛は永遠だから

きっと2人は幸せさ ずっとね ずっとね 

曲名を告げられなくても、ピアノの伴奏で瞬時に『もう君以外愛せない』と分かって一緒に歌い出せる約6万人の観客、すごい(自画自賛)

もちろん私も歌った。

 

2番からはKinKi Kidsが引き継ぎ、確か2番の「またここで君と約束したよ」の『君』で剛さんが手を前(観客の方)に伸ばした。

これが、このコンサートで最大のファンサとなった。(※個人の感想です)

 

自分が歌い終わり、KinKi Kidsを眺めながら気づいた。

私「もう君以外愛せない」って歌ったよね…。

「君」ってKinKi Kidsのことよね?

いつの間にかKinKi kidsと約束してしまったし、永遠を誓ってしまったよ…。

掛け持ち…やめ…る…か…??(←極端すぎる)

 

一瞬そんな考えが頭をよぎったほど、このときは特別な空間だった。

何より、観客の歌を聴いていた剛さんの表情がとても印象的だった。

KinKi Kidsは中学生の頃から学業・友達・家族よりも仕事を優先し、同世代より何歩も先に大人になることを求められた青春時代を過ごした。そんな彼らは、年相応のあどけなさや少年っぽさを早々に捨ててしまった。

だけど、このとき剛さんが見せたのは、テレビでも見たことのないとても優しく温和な表情で、それはまるであどけない少年のような顔に私には見えた。

 

歌い終わって、剛さんは「会場に機材置いて3曲くらい収録してアルバムにしたい」と言い、

「なんやろ、泣けてもきますけど、すっごい幸せを感じた。」

と続けた。

応援している人から「幸せを感じた」と直接言われて、私も幸せだった。

 

そして、次に剛さんから出た言葉は、今でも声と表情がはっきりと思い出せる。 

「ありがとう。」

私にはそれが、仮面を被らず、嘘偽りのない、とても穏やかな関西弁のイントネーションでの「ありがとう。」に聞こえた。

ソロ前MC(剛)

「嘘言うてもしゃあないからホンマのこと言いますけど、

正直言って、無理はしてます。

だけどね、人生には無理してでも立ちたい場所ってあるじゃないですか。

無理をしてでも価値のあること、それ以上に得られるものがあるから。」

深く心に突き刺さった言葉だった。

光一ソロ ⑨ 暁~⑩SHOCK!~⑪愛の十字架~Promise 2U~

光一ソロだけはアンプを通したパフォーマンスになるので「剛くん、ここからは爆音になるから!」と宣言し、剛さんは避難。

 

ここで私が印象に残っているのは

「ボクは踊りたいので」

という言葉。

 

解釈次第では踊れないことへの不満ともとれる。

だけど、きっとそうではない。

 

剛さんに少しでも休憩時間を設けた方がいい。

「歌とダンスを見たいファン」もいる。

だけど、「剛くんのため」「ダンスを観たい方のため」では主体性はないし、言い訳にも聞こえる。

だから、主語に自分を据えたのだと私は思っている。

舞台『SHOCK』でアクシデントがあった時もそうだったけど、光一さんは責任を背負って適切な言葉を選ぶ人で、そこに私は惹かれる。

  

ところで、KinKi Kidsが出演した関ジャムで久保田利伸さんが「剛くんはファンク、光一くんはロック」と言っていた。

KinKi Kidsは、ソロになるとその通りの世界が会場に広がる。

  

まず、光一ソロ。

「フルオーケストラでやるなら、やってみたかった」『暁』。

後ろのスクリーンで紅葉を映し出し、オーケストラとともに壮大な世界観を作っていた。

ここまでとは打って変わり、光一さんはキレッキレのダンスを披露。

 

そして『SHOCK!』で一気に光一さんのロックな部分が爆発。

歌唱後、あの光一さんが「この歌キツイ!」と言うほど、激しく歌い、踊った。

確かこの曲でステージに炎が何度も上がっていたけど、オーケストラの方々にはレアな経験だったに違いない。

 

最後に『愛の十字架~Promise 2U~』。

KinKi Kidsは剛さんの歌唱力の方に注目されがちだが、

2017年は光一さんの魅力を再確認した年だった。

舞台『SHOCK』で培った力で、とにかく光一さんは激しく踊りながらしっかりと歌い、それを最後まで維持できる人。

そんな光一さんを堪能できる曲だった。

最後には花火が打ち上げられ、ソロ前まで東京ドームを包んでいた青のベールの雰囲気を一気に赤に変えた。 

剛ソロ ⑫PINK(ダンスのみ)~⑬これだけの日を跨いできたのだから

光一さんが変えた会場の赤のベールをそのまま引き継ぎ、剛ソロの開始。

『PINK』は、剛さんがパニック障害を患った時に作った曲。

今回は歌を封印し、ダンスパフォーマンスとピンク色の照明で表現していた。

私は今回双眼鏡を忘れてしまったのだけど、ここだけは双眼鏡でしっかり見ておくべきだった…と反省している。

 

そして、ENDLICHERI☆ENDLICHERI名義で作られ、剛さん本人も思い入れのある『これだけの日を跨いできたのだから』。

ところどころ歌詞を「愛」に変えていたのは、きっと剛さんのメッセージなのだろう。

オーケストラメドレー~⑭硝子の少年

オーケストラによる数曲のメドレーから14曲目『硝子の少年』のイントロへ、そしてKinKi Kids登場。

イントロの途中で甲高い「パン!」の音とともに大量の銀テープがアリーナに降り注いだ。

いつもの如く壮絶な銀テープ争いがアリーナ席で繰り広げているのを眼下で見て溜め息をつきながら、私は「今の音、剛さん大丈夫だったのかな?」と心配になった。

 

この音が原因なのかはわからないが、

硝子の少年以降、剛さんは片耳のヘッドフォンを外したり、険しい表情を浮かべたり、音が取りづらそうな表情を見せるようになった。

ボクの背中には羽根がある

この公演の2日前、NHK『SONGS』にKinKi Kidsが登場した。

この番組の中で、「本当に2人の声でしかKinKi Kidsの楽曲って成立しないんだなとも思ったんですよね」と言ったインタビュアーに対し、剛さんはこう答えた。

剛「2人ってなると、鳥でいう羽根やったりすると、両方に翼があることで飛んでいくから、やっぱり2人で歌うことの意味っていうのが、今仰ったようにとても僕は大きいと思っているから、だから1曲でもいいから会場に行きたかったです。」

私は東京ドームでこの曲を聴きながら、この言葉を思い出した。 

そして、この曲の

どんな辛い未来が来ても

二人だったら乗り切れるさ

 

ずっと君と生きてくんだね

ボクの背中には羽根がある

どんな夢もかなう気がする

この歌詞で涙腺が決壊したのは言うまでもない松本隆さんの歌詞は改めてすごいと思った)

⑯愛されるより 愛したい

2017年『THE MUSIC DAY』で2人が歌うはずだった未満都市のテーマソングを、ちゃんとファンの前で改めて歌ってくれたのが嬉しかった。

⑰DESTINY~⑱Secret Code~⑰DESTINY

この流れを考えた人、天才!

まさかもう一度『DESTINY』に戻ると思わなかった。

どちらもアッパーでジャジーな曲なので、オーケストラにとても合っていた。

DESTINYの歌詞「レーザービーム」に合わせ、客席に向かってレーザービームが出ていて、ここでもペンラなしの光の演出が効いていた。

⑲Family~ひとつになること~

光一「最後も2人の合作曲です」

 

この曲のリリース以降、KinKi Kidsは合作曲を作っていなかった。

2018年2月号『音楽と人』で、堂島孝平*2さんがこのことに触れている。

現在発売中の雑誌なので引用は控えるが、KinKi Kidsにとって合作曲は特別なものなのだと私は感じた。

『Topaz Love』が21年目のスタートを切る曲なら、

20周年を締めくくるのは『Family~ひとつになること~』がふさわしい。

そういうことだと私は解釈した。

~アンコール~⑳全部だきしめて

光一さんはアコギを持ち登場。

剛さんは、2つのことを同時に行うのがまだ難しいので歌に専念。

テレ東音楽祭で長瀬くんと光一さんが歌った曲も、こうやって2人のパフォーマンスで改めて示してくれた。

㉑Next to you

THE BEST通常盤収録で、2人が「難しい曲」と口をそろえた曲。

 

今回のツアータイトル『20.2.21』には「20周年から21周年へ、2人で歩んでいく」という意味が込められている。

この曲がTHE BESTに収録されることになった理由には、このツアータイトルの意味も関係があるのかもしれないと私は思う。

薄荷キャンディー

オーケストラとのコラボレーションコンサートの最後にふさわしい、イントロが美しい曲で締めくくられた。

竜巻みたいな時代に生きても

君となら

上手にやれるさ

この曲も松本隆さん作詞。

美しい音楽に乗せられる、美しい歌詞(詩)。

作詞家ってすごいな、紫綬褒章も納得だな、と思った。 

最後に、2人の美しいハモリが東京ドームに轟いた。

最後に

このコンサートが終わった直後、私はこう呟いた。

光一さんは最初のMCで「今回はライヴというより、コンサートと言う方がふさわしいかもしれません」 と言った。

私もそう思う。

3時間、とても厳かで尊くて美しい音楽を堪能した。

 

一方、本人たちのダンスが少ない=観客は歌にしっかり耳を傾けることになる。

東京ドームという巨大空間は、音響的には劣悪な空間で、今の剛さんにとって音が取りづらい。

それでも音程やリズムが外れることは許されないという、今のKinKi Kidsには厳しい条件でもあったと思う。

そんな条件を受け容れ、途中何度も苦しい表情を浮かべながら3時間近く歌声を維持した剛さんと、その剛さんに寄り添ったりリードしながら支え続けた光一さんの集中力は凄まじかった。

この条件、そして体調であっても、2人の生歌がCD音源を下回ることはない。

KinKi Kidsの意識の高さを改めて感じた。

 

また、剛さんが出演できなかった音楽番組で歌われた『全部だきしめて』『愛されるより 愛したい』『Anniversary』がセットリストに入っていたことが、心配をかけたファンへの2人からのお詫びのように思えた*3

 

私は勝手に一人で感極まって泣いていたけど、MCはいつも通り長くて笑いが絶えず、特に光一さんは「つよしくん」「つよしくん」「つよしくん」だったし、ついに「今日たーーのしっ!!」と言ってしまうほど(意識的になのかもしれないが)テンションが高めだった。

 

改めて、

KinKi Kidsデビュー20周年おめでとうございます。

そして私は『もう君以外愛せない』を一緒に歌い、約束し誓いましたので、これからもファンであり続けます。

今後ともよろしくお願いします。

 

 

以上、長々とまとまりのない感想になりましたが、最後までお読みくださりありがとうございました。

*1:関係者席から観た?

*2:堂島孝平さんがKinKi Kidsのバンドメンバーであるとは、関ジャニ∞で言うなら高橋優さん、嵐で言うなら星野源さんがバンドメンバーにいるような感じ。要するに、縁が深く、自身もアーティストとして一線で活躍するシンガーソングライターがバンドメンバーとして参加しているということは、何度考えてもすごい。

*3:『フラワー』は夏のイメージが強いので外されたのは仕方ない

普段使いコンサートグッズベスト3

しばらくKinKi Kidsコンサートの記事が続いたので、小休憩です。

 

正直に言いますが、私はコンサートグッズ全買いをしません。

正確に言うと、予算が回せません。

私はジャニーズ3グループの掛け持ち。

そして、コンサートや舞台などの現場には娘を連れて行かねばならないので、常にチケット代は2名分(今さらながら私って浪費家…)

そのため、コンサートグッズはかなり吟味して買います。

とはいえ、衝動的に買ってしまうものもあるのですが…。

 

そんなわけで、私が買った数少ないコンサートグッズの中からヘビロテしているもの上位3つを発表します。

第3位 2018-2022ダイアリー(KinKi Kids CONCERT 20.2.21)

昨年12月~今年1月のツアーで発売。

5年分ですが、大きさも厚さもハードカバーの本くらい。かつ、白で統一され聖書みたいなので、一見するとジャニーズのコンサートグッズとは思えない代物。

1年の始まりである1/1が"KOICHI'S BIRTHDAY"って、やっぱりおめでたい(2人の誕生日もすごくシンプルな表記です)。

表紙を開いてすぐに2人の写真があるので、毎日お顔を拝みながら簡単な一言日記をつけています。

私の勝手な思い込みですが、25周年までKinKi Kidsであることを約束してくれているようで嬉しくなります。

第2位 ポーチ(嵐 Are You Happy?)

一昨年11月~昨年1月のドームツアーで発売。

デニム生地に『Are You Happy?』の文字入り。

チャックの持ち手にもデニム地の取っ手がついていて子どもでも使いやすいので、こちらは娘にプレゼント。

携帯用ゲーム機が入るので、これで持ち運び、帰省の時には充電器やいくつかソフトもこの中に入れてしまえるオールインワン。

もちろんお友だちと遊ぶ時もこのポーチを持って行きますが、おそらく誰もコンサートグッズだと気づいていません(笑)

第1位 すばちょんマット(関ジャニ'sエイターテインメント)

一昨年11月~昨年1月のドームツアーで発売されたランチョンマットで、我が家ではダントツ1位で使っています。

そうです、朝と夕、1日に2回使います。

裏表で絵柄が異なり、片面にはすばる画伯による朝食らしき絵が描いてあるので、こちらは朝食用、

真ん中に文字の入っている面は夕食用としてとても重宝しています。

実は、こちらはブロ友さんにグッズを代行していただき、3枚お願いしたのですが、

今となっては最大購入可能枚数である5枚にしておけばよかった…と少し反省しているくらいです。

ですので、毎回欠かさず手入れし、変形や汚れがないよう大切に使っています。

(殿堂入り)ポーチ(関ジャニ'sエイターテインメント ジャム)

番外編的なものになります。

白地にジャムの絵柄が多数入ったこのポーチはクッションがしっかりしているので、私のバッグinバッグとして使用。

携帯電話やワイヤレスイヤホンなど壊れたら困るものと、ポケットティッシュや携帯用ウェットティッシュなどの必需品を入れています。

肌身離さず持ち歩いているという意味で、殿堂入りにさせていただきました。

 

さて、今年はどんなコンサートグッズが出てくるのでしょうか。楽しみです。

そして、皆さんも素敵なコンサートグッズと巡り合えますように!

KinKi Kids CONCERT 20.2.21-Everything happens for a reason-に参加して②

いよいよ今回はコンサートの内容編に入ります。

ですが、またも序盤で長くなってしまいました…。

のんびりお時間のある時にお読みいただけると幸いです。

 

※メモは全然取ってないし、記憶力も悪いので、完全な私の主観です。特にMCは何回もあったので、違う場面で言っていたかもしれません。何卒ご了承ください※

2017年THE MUSIC DAYをご覧になった方へ

KinKi Kidsをあまり知らない方でも、昨年のTHE MUSIC DAYは覚えているかもしれない。

愛されるより 愛したい』を、光一さん・相葉ちゃん・MJの3人で歌った時だ。

この後、光一さんはKinKi Kidsの『Anniversary』をピアノ伴奏で一人で歌った。

 

『Anniversary』はファン投票第2位*1に選ばれた、ファンにとっても大切な曲の一つだ。

実は、光一さんは2番を1人で歌った。

光一さんはその理由を「歌詞がしっくりくるなと思って」と答えた*2

その2番がこちら。

なんか不思議なんだ キミがボクを好きな

理由がわからないよ …そんなもんかな?

 

趣味や仕草だって 違っているけれど

最近、似てきた…と 友達(まわり)に言われる

 

嘘吐(つ)いて キミを泣かせたあの日

ただボクは黙ったまま 何も出来ず

 

キミがいるだけで ありふれた日々が

鮮やかに彩られ 愛が満ちていくよ

この気持ちだけは 忘れたくないから

何気ない今日と云う日が ボクらの記念日 

この曲は恋愛関係にあるカップルをイメージしているはず。

だが、作詞したSatomiさん*3には未来が見えていた…?と思えるほど、どうしてもKinKi Kidsの2人に当てはめてしまう。

 

さらに、光一さんはこの番組でKinKi Kidsのメンバーカラーである赤と青のストライプが入った衣装を着ていた。

本人としては用意されたものを着ただけなのだろうけど、ファンがそう解釈することは見越していただろう。

20周年Partyで、 

そして『Anniversary』は、20周年Partyの最後にも歌われた。

耳の状態を考慮し剛さんは中継出演だったので、3万人の観客が剛さんパートを任され、3万人+光一さんがこの曲を歌った。

陽がすっかり落ちた漆黒の横浜スタジアム全体が、剛さんのメンバーカラーである青の照明に包まれ、幻想的な雰囲気を纏っていた。

そんな中、全員で歌う『Anniversary』。

それは、とても特別な空間に見えた*4

剛さんは、この光景を中継先で見ていたという。

Overture→

そして2017年12月のコンサート。

オーケストラの演奏が始まると同時に、シースルーカーテン(透ける幕)に掲げられた曲のタイトルに照明が灯った。

代表曲数曲が、オーケストラの演奏によりクラシカルにアレンジされ、東京ドームに鳴り響く。

まだ本人が登場していないのに、Overture(序曲)を聴いただけで「20年って長くて短いな…」とジーンとし、目に涙が溜まった。

開演前、娘に「今日はたくさん泣く」と宣言してはいたけど、おそらく娘は「もう泣いてる…!!」と内心驚いただろう。

 

オーケストラによるメドレーで既に感極まった私は、どの曲がメドレーとして演奏されたのか記憶がない。

ただ、幕に掲げられた何十ものタイトルは、演奏とともに光の色を変えていたのに、いつの間にか1つだけがそこに残され、最後の1つもゆっくり上昇し幕から消えたと思った途端オーケストラが鳴り止み、ステージにスポットが当たった。

2人。

そしてアカペラの歌声が東京ドームに響き渡る。

星の数ほどいる 人の中でボクは

偶然、あの日出逢い

それは、最後に唯一幕に残された、1番の歌い出しが剛さんの曲。

『Anniversary』だった。

 

20周年イヤーに2人でたくさん歌うはずだったであろう『Anniversary』。

光一さんが1人で、そして3万人の観客と一緒に歌い守った『Anniversary』が、アニバーサリーイヤー最後のコンサートでようやく本来の姿になった。

…と考えたら涙腺は決壊した。

翌日目が腫れ上がるのがここで確定した。

 

このアカペラの時から剛さんは音が取りづらかったのだろう、(おそらく音響スタッフに対してなのだろうが)顔をしかめて手で下げる合図を送っていた。

決して本調子でない。

だけど、お世辞や贔屓目抜きで、左耳に困難を抱え、自分の歌声が頭の中に鳴り響くハンデを背負っているとは思えない歌声だった。

そして、二人の声がバンドサウンドとオーケストラの上に重なり、東京ドームにKinKi Kidsのハーモニーが轟いた。

それは厳かだった。

スワンソング~③青の時代

2曲目の『スワンソング』から男女混合のダンサーが登場。

その中にはふぉ~ゆ~もいた。

昨年12月25日のCDTVクリスマスSPでKinKi Kidsのバックを務めた4人組グループで、舞台『SHOCK』での光一さんとの共演も長く、背が高くてダンスもピカイチ。

今回剛さんはほぼ直立不動で歌い、光一さんもそれに合わせざるをえない部分も少なくなかったから、オーケストラの音楽ということも重なり、これまでのツアー以上にダンサーたちが舞台に華を添えていた。

光一さんがMCで、ふぉ~ゆ~の辰巳くんが別の舞台のため実質2日ほどしかリハーサルに参加できなかったと言っていたが、そんなハンデなど微塵も感じない圧巻のステージで、ふぉ~ゆ~の、KinKi Kidsのバックを務める責任感とプライドを垣間見た気がした。

 

2曲目『スワンソング』の2番Bメロにこんな歌詞がある。

聞いて私たち

生きてる重みは

自分で背負うの

手伝いはいらない

そして3曲目『青の時代』の2番Bメロ。

1人でいたあの頃 さびしい夜の月を浴びて

どんなに道がなくても 歩いてゆこう 

KinKi Kidsはオーケストラでアレンジしやすい曲を選曲したと思うのだが、

1曲目の『Anniversary』からこの2曲がオーケストラの音楽に乗っかって届けられると、歌詞にも意味があるように思えて涙が止む暇がなかった。

MC①

断片的にしか覚えていないので、抜粋。

光一「おかえりなさい!」剛「ただいま」

ファンの前に立つのは1年前のドームツアー以来、という会話から出た言葉。

剛さんの「た→だ↑い↓ま→」の発音が緩やかな関西弁で、うるっときた。 

剛「突発ビニールテープ?」

今月リリースの『Topaz Love』を「発売日決まってるの?」と(誰かに)聞く光一さん。

この公演の前日に放送された『堂本兄弟SP』の中でリリース決定が告知され、ファンは歓喜していたから、おそらく観客全員が「発売日決まってます…」とツッコミを入れたと思う(笑)

が、当の光一さんは「ま、こういうのはファンの方のほうが詳しいので」とバッサリ。

 

そんな話をしていると、

突然剛さんが「えっ!?誰っ!?」と大きめの声を上げた。

そして「ビニールテープ落ちてきた…」と。

どうやら、彼らの立つ真上から突然落ちてきたらしい。

ステージ上の2人は「突発ビニールテープやん!」と大盛り上がりだが、ビニールテープが落ちてきたのが見えていなかった57,000人の観客は、楽しそうなKinKi Kidsをただただ眺めるという温和な時間が流れたのであった。

④Topaz Love~⑤愛のかたまり

光一「ここからは共作曲を2曲お届けします」

 

4曲目の『Topaz Love』。

20周年Partyでその基礎が作られたこの曲は、KinKi Kids・ファンにとって『愛のかたまり』と肩を並べる大切な曲となるであろう。

この曲だけで1つの記事が書けるくらい私にとって熱量の高い曲なのでそれは改めるとして、

この曲、常に2人は「突発ラブ♪」と歌っているようにしか聴こえないので、相当この語感を気に入っているらしい。

昨年末のCDTVクリスマスSPでも披露されたし、おそらく今月いくつかの音楽番組に出演すると思うので、ぜひ聴いてみてください。

 

そして、もはやジャニーズのバイブル曲となりつつある皆さんご存知の5曲目『愛のかたまり』。

 

関ジャニ∞では、ヤンマー(安田&錦戸)と山田(丸山&安田)が歌ったことがあるはず(他もあったらごめんなさい)。

私は山田の方が好みだ。

山田はライヴ*5で歌ったからだと思うが、かなり細部にこだわっていた(と私は思っている)

まず、このステージの照明に青と赤が使われていた。これは、上述のとおりKinKi Kidsのメンバーカラーだ。

次に、2人の衣装も青(剛カラー)が丸山さん、赤(光一カラー)が安田さん、と分かれていた。

そして、丸山さんは主旋律(剛パート)を、安田さんはハモリ(光一パート)を、それぞれ歌った。

つまり、服の色と歌割りを完全にKinKi kidsと一致させていた。

私はここに、2人のKinKi Kidsへのリスペクトを感じた。

そして何より、この2人の声の親和性。

『愛のかたまり』最後の

最後の人に出逢えたよね 

はユニゾンになる。

関ジャムのKinKi Kids特集の時に、堂島孝平さんが「キンキの声が1人に聴こえるときがある」と話していた。

『愛のかたまり』の最後のユニゾンも同じで(というかここは歌詞から考えて意図的だと思う)KinKi Kidsが1人の声に聴こえる。

そして、山田の歌声も1人に聴こえるのだ。

もちろん、KinKi Kidsの歌声がマイナーなのに対し、山田は(安田さんが)メジャーなので、同じ曲でも違った雰囲気で聴こえるのだけど、おそらくKinKi Kids以外のジャニーズで『愛のかたまり』 を最も美しく歌える2人が丸山さんと安田さん*6だと私は思っている。

 

 

この辺りで私は思った。

泣かせる曲が出尽くしたのではないか、と。

それは甘かった…。

(次回に続く)

*1:KinKi Kidsの10周年を記念したベストアルバム『39』YOUR FAVORITE参照。ちなみに1位は『愛のかたまり』

*2:THE MUSIC DAYの2日後に放送されたZIP!のインタビュー

*3:中島美嘉さんの『雪の華』も手掛けている 

*4:The BEST KinKi Kidsの特典映像より。私は落選したので参加していない。

*5:2015年リサイタルツアー

*6:ジャニーズには優れた歌唱力を持つアイドルが多数いる。しかし、丸山さんが持つマイナーな歌声と、その歌声に最後で合わせてくる安田さんの力量を考えると『愛のかたまり』を歌わせたら右に出る者はいないという私見。

KinKi Kids CONCERT 20.2.21-Everything happens for a reason-に参加して①

2017年12月から2018年1月にかけ、東京ドーム・京セラドームの2会場で計4公演、KinKi Kidsツアーが行われ、私は東京公演初日(1公演目)に参加した。

2017年10月のドリフェスや12月のFNS歌謡祭などで剛さんは歌うことに復帰していたが、ファンの面前では7月のKinKi Kids 20周年Partyを中継出演して以来で、生出演としては1年ぶりとなった。

 

※今回は、事前に公式からアナウンスのあった2つのことを中心に書いており、曲の内容やセトリには触れていませんのでご注意ください※

事前アナウンスがジャニーズらしからぬ内容だった件

今回のKinKi Kidsのコンサートでは、次のようなアナウンスメールが公式から届いた。

  • うちわ・ペンライト自粛のお願い
  • オーケストラとのコラボレーション

うちわとペンライトはジャニーズ文化ともいえる必需品だ。

元々うちわについてはKinKi Kids、特に光一さんは否定的であったので、他のグループと比べると持っている割合は低い。(しかし、7月の20周年Partyではうちわがグッズ販売されていたこともあり、The BESTの特典映像では多くの観客が手にしていた。)

とはいえ、おそらくコンサートグッズの売上の中で大きな割合を占めているだろう。

KinKi Kidsはそれらを切り捨ててしまった。

ある意味革命的だ。他のグループではちょっと考えられない。

「なんでうちわとペンライトを自粛する必要が…?」という意見も見られた。

しかし、少なくともペンライトは全く不要な代物だったことを、私はコンサートが終わってから改めて知ることとなった。

うちわとペンライトのないジャニーズのコンサート

公式からのメールでは、うちわとペンライトは『自粛のお願い』だった。

だから、自分の意思を通し、掲げる人はいるだろうと私は思っていた。

いや、念のため持参した人も本当は少なくなかったのかもしれない。

しかし、私の見える範囲で、それらを掲げている人は1人もいなかった。

開演前の観客席だけを見ると、もはやジャニーズのコンサートとは思えない。

そして何より、コンサートに向かう際のカバンが軽い(笑)

冬のコンサートはアウターがかさばるので(私の場合は娘の分もある)、これは非常に助かった。

 

うちわもペンライトもない世界。

それは、ドームの中に『闇』を作る。

この闇を切り裂くのは、ステージから観客席に放たれる照明。

真っ暗な空間が、光の演出によってステージを厳かな舞台へと変えていく。

今回はフロートもムービングステージもない。

観客が見つめる場所はただ1か所。

だから、ステージはより一層輝き、観客席や天井を含めたドーム全体が闇と光による演出の1つとして機能している、そんな空間だった。

 

このコンサートの2週間前、私たち母娘は同じ会場で嵐のコンサートに行った。

嵐では、観客のペンライトが演出の1つとして機能する。

しかし、今回のKinKi Kidsのコンサートでは、ペンライトを止めることで舞台側からの照明の演出を最大限に活用した。

2017年12月、私たち母娘は、その意味で、真逆の方法でドームを彩る演出をした2つのグループのコンサートに参加したのだな、と思う。 

100人のオーケストラ

会場に入り、ステージを見ると、ステージ正面後方の最も高い段に大量の椅子が並べられ、打楽器が置かれているのに気づいた。

後で調べたところ、約100名のオーケストラを従えていたらしい。

その下の真ん中の段には、バンドメンバーのための場所が設けられている。

「今日は東京ドームで行われるクラシックコンサートに来た」と一瞬錯覚してしまうほどの規模だ。

だけど、舞台を包むシースルーカーテン(透ける幕、と言うべきなのか)には、KinKi Kidsのこれまでのシングル曲やファンに人気の曲のタイトルが掲げられていた。

間違いなく、KinKi Kidsのコンサートだ。

 

ちなみに、KinKi KidsのMCはものすごく長いことで有名だが、バンドメンバー同様、100人のオーケストラの方々もMC中舞台上で待機していた。

そのため、光一さんが「オーケストラの皆さん、これリハーサルじゃないんです、本番なんですよ~。20年これでやっております。」と通常営業のMCだった。

うちわ・ペンライト自粛を提案したのは… 

今回うちわ・ペンライト自粛を提案したのは光一さんだと、自らジャニーズwebのブログ(12/16付)で明かしている。

詳細はそちらをお読みいただくことを強くオススメするが、

差し障りない程度に一部抜粋すると、今回の音楽のコンセプト、及びそのコンセプトに対する自ら(これには個人とグループ両方が含まれると私は解釈している)への挑戦が理由だ。

一方、光一さんは月刊SONGS2018年1月号でのインタビューで述べているとおり、常にファンの目線も考えている。これは、2017年12月に放送されたNHKのSONGSでも語っていた*1

  

私の入った東京公演初日では「今後にかかわるから」という理由で、KinKi Kidsから観客に対し「座りたいか、立ちたいか?」という多数決がとられた。結果「座りたい」が多数派となり、以降は「座って聴いて」というアナウンスがMCでされたようだ。

うちわ・ペンライトなし、着席推奨(笑)の(ジャニーズアイドルの)コンサート。

しかも今回はフロートもムービングステージもなかったので、ジャニーズのコンサートに「ファンサ*2をもらう」「近くに来てもらう」「自担が来たらキャーキャー叫ぶ」「ノリノリでC/Rする」を求める人*3にとって非常に退屈なコンサートだったかもしれない。

しかしその分、KinKi Kidsの音楽にしっかり耳を傾けられた。

そして、一方的に提供されたエンターテインメントではなく、KinKi Kidsと観客が双方向のコンサートだった。

光一さんの月刊SONGS2018年1月号の言葉を借りると「ファンの求める視点を持ちつつ、それをあえていい意味で裏切る。」

その挑戦を、KinKi Kidsは20年以上続けているのだと感じた。

 

 

セトリや音楽の内容は、次回以降に書きます。

*1:剛さんが「(退院直後に予定されていた20周年Partyの舞台に立ったと仮定すると、観客の)歓声で自分の耳がどうなるかわからない」と打合せで言ったとき、光一さんは「それは、自分がお客さんの側に立った時に、楽しめないんじゃないかな、心配ばかりしちゃって(と思った)」と述べた。

*2:元々KinKi Kids、とりわけ光一さんにファンサという文字はない。

*3:そんな人はKinKi Kidsでなく他のグループを応援するような気もする。

孤独

新年あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いします。

 

ありがたいことに、2017年はたくさんのジャニーズの現場に足を運ばせていただきました。

2017年最後に足を運んだ現場が『KinKi Kids CONCERT 20.2.21-Everything happens for a reason-』でした。

元旦にツアーファイナルを迎えましたので、このコンサートの感想をボチボチと書き残そうと思います。

 

が、その前に。

 

今回のKinKi Kidsのコンサートを語るうえで外せないのは、堂本剛さんの耳のこと。

そこで、私が剛さんの耳のことを通じて思ったことを、今回はつらつらと書こうと思います。

 

※そんなわけで、コンサートネタバレ記事ではありませんのでご了承ください※

初日公演を終えた堂本剛の本音

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私は、東京公演初日に参加した。

この記事で語られた約3時間のステージ、私はそこにいた。

 

剛さんは「(約3時間のステージは)すごく孤独(だった)」と語った。

この言葉に対し、「光一さんが横にいて、気心しれたバンドメンバーがいて、6万人近いお客さんがいるのに『孤独』って言葉を使うなんて…」というファンの意見をちらほら見かけた。

でも、剛さんが使った『孤独』は、そういう意味なんだろうか。

何か違う。

そんな違和感を私はずっと持っていた。

2016年ベストアーティストと2017年THE MUSIC DAY

私は年末、HDDの整理と称し、録画番組を見返した。

その中にあった、2016年11月下旬放送のベストアーティスト。

司会の櫻井くんから「デビュー20周年ということで、どんな年にしたいですか?」と尋ねられた剛さんは、こう答えていた。

剛「いい感じにいきたい。(笑)いい感じにいけたらいいなぁ、と。」

いつもの堂本剛が、いつもの通り気だるい答えを返し、櫻井くんや光一さんと笑い合っていた。

だけど、

「いい感じ」

その言葉の通りにはならなかった。

 

この2016年ベストアーティストでは『ジャニーズ歴代ドラマソングメドレー』があった。

Part2トップバッターは嵐。

曲の最後に相葉ちゃんとMJがアップになった。

と思った直後に登場したのはKinKi Kids。 

そして、ドラマ『僕らの勇気未満都市』の過去映像をバックに『愛されるより 愛したい』が歌われた。

 

7ヶ月後のTHE MUSIC DAY

剛さんは突発性難聴で療養中のため欠席。

欠席した剛さんのピンチヒッターとして選ばれたのは相葉ちゃんとMJ。

約7か月前、アップで映されたあの2人だ。

そして歌われたのは『愛されるより 愛したい』。

2人のアップの画面直後に歌われた曲。

それはまるで2016年末から続くドラマみたいだった。

 

明らかに緊張している相葉ちゃんとMJ。

2人を労う光一さん。

レアだ。

3人での『愛されるより愛したい』は素晴らしく、良いものを観たなぁと今でも思う。だけど、本家の振り付きの『愛されるより愛したい』はしばらく観られないのかな、と不覚にも思ってしまった。

堂本剛の現在の状態

剛さんは現在、左耳の中音が全く聴こえず、低音もほとんど聴こえない。

そのため、左耳は音を遮断し、右耳だけで音楽を聴き、自分の歌声をキャッチし、を繰り返している。

私も低音が聴こえなくなった経験があるのでわかるが、聴こえる方の耳だけで聞き取ろうとすると、相当な集中力が必要で、脳がとても疲れる。

私の場合は会話をキャッチすればいいだけだったが、剛さんの場合は音楽を聴き、タイミングを合わせて歌うことが要求される。

しかも剛さんの場合、ピッチもリズムもほとんど外れない。これは相当な集中力だ。想像を絶する。

『孤独』の意味するもの 

剛さんは、歌唱力を維持する代わりにその他を捨てざるを得なかった。私にはそう見えた。

剛さんが諦めたもの。

観客の歓声を聞くこと。

観客の表情を見ること。

バンド・ダンスメンバーとの目配せ。

光一さんとの間で「無意識の中での意識」を感じること。

これら全てを遮断し、歌うことに全身全霊を捧げる。

東京公演初日、私はそう感じた。

 

剛さんの言う『孤独』。

お客さんの表情を見たい。

歓声を聞きたい。

バンド・ダンスメンバーとコンタクトをとりながら、

何より相方・光一さんとの「無意識の中の意識」を感じながら、

音楽を、音を楽しみたい。

それができない。

ヘッドフォンから流れる音に集中し、ひたすら向き合う3時間。

それが『孤独』だったんじゃないか。

そんな風に私は思った。

 

2016年テレ東音楽祭では『ジェットコースター・ロマンス』が歌われた。

観客がお決まりの振りをしているのを見て、剛さんは思わず吹き出していた。

『フラワー』ではKinKi Kidsのダンスも見られた。

過去の音楽番組の剛さんは、膝の爆弾を抱えつつ、音楽に合わせてとても自然に踊っていた。

 

踊りながら歌うことも、

ギターを弾きながら歌うことも、

今の剛さんにはまだまだ難しい。

他のジャニーズが難なくできることが、今の剛さんにはできない。

踊る意味 

以前、関ジャニ∞渋谷すばるさんが自身のラジオで「未だに踊る意味がわからない。踊るの見て面白いですか?」と発言した。

それがずっと引っかかっていた。

 

でも今は思う。

 

すばるさん。

歌いながら踊れる表現方法を持ってるって、幸せなことですよ。

 

もしすばるさんが突発性難聴になったら、渋谷すばるのボーカル頼みの関ジャニ∞はどうなるだろう。

バンドはほぼ無理。

そうすると、アコースティックver.でのコンサートだろうか。

ただし、すばるさんは生放送でピッチが合わないことが時々ある。

上質な歌を届けられるのだろうか。

 

厳しい言い方をしたが、私にはあのすばるさんの言葉は啖呵を切ってるようにしか聞こえなかったので、あえて厳しく返した。

ダンスは表現方法の一つでエンターテインメントだから、ダンスと音楽の融合によって人を感動させることもある。

確かに、ジャニーズは踊りや歌が卓越した超一流ではないのかもしれない。

ボーカルとダンスを分けた方がいいのかもしれない。

だけど、それこそがジャニーズらしさで、それを見たいファンが多いのではないか。

そういうファンが多いから、関ジャニ∞にきちんとしたダンスを求める意見が根強くあるのではないか。

そんなふうに私は思っている。

2016年ベストアーティストでの光一さんの言葉

剛さんが「いい感じに」と発言する前に、光一さんは同じ質問にこう答えていた。

光一「いろんな新しいことにもチャレンジしたい」

光一さんは予言したわけではないが、結果的に、剛さんの体調不良により、KinKi Kidsの20周年はまさに新しいことにチャレンジする年になったと思う。

 

次回以降、改めてドームツアーコンサートの感想を書こうと思います。 

ふるさと

※この記事は完全に自分語りで何の情報も得られない記事です。ご興味のある方のみお読みください※

 

私は、30歳を過ぎ、娘がまだ乳飲み子の頃に初めて東京に住むこととなった。

しかも、私の意志でなく夫の事情。

だから、私にとって東京は「他人(夫)によって無理やり連れてこられた場所」という感情が未だに消えない。

 

そのうえ、東京に来てから、これもまた夫の事情で2回の引っ越しを余儀なくされた。

乳児・未就学児を抱えながらの引っ越しは大変だが、我が家の場合は家で微動だにしない夫(“#うちのインティライミ”どころでない)、その大変さは何乗にも増える。

 

さらに、私は東京に来てから約半年後に再就職した。

当然、保育園の入所に育児休暇の理由は使えない。

引っ越ししたことも重なって、娘は卒園まで計5か所の保育園にお世話になった。

数年前に“保育園落ちた日本死ね”という言葉が世間をにぎわせたが、新しい無認可保育園に入るたびに発生する数万円の入園料と、約2年間月額10万円近い金額を払っていた私からすれば「お互いに見通しが甘かったね」と声をかけたい気持ちになった。

 

地方に住むジャニヲタの方から「東京に住んでいる方は、すぐにコンサートや番協に行けてうらやましい」という声を目にする。

おっしゃる通り、遠征費はかからないし、時間によっては仕事が終わったその足でコンサートに行くこともできる。

ジャニヲタ活動をするための時間とお金は圧倒的にかからない。

しかし、だ。

それ以外の日々の暮らしは大変きつい。

私は現在3路線を乗り継ぎ都心に出勤しているが、いずれも所謂“すし詰め路線”で、毎朝毎夕、自分の顔の前2cmのところに他人の肩か髪があり、自分の身体には誰かの肘かカバンが刺さり、かつ体が他人の身体により圧縮されているレベルの車内で、駅に到着するたびに誰かからタックルを受ける時間を過ごさなければならない。スマホを操作するなど到底できず、ワイヤレスイヤホンのありがたみを感じる日々だ*1。これで人身事故等で電車がストップすると、それはもう地獄絵図さながらだということは想像していただけるだろう。

保育園児や学童に通う子を持つ場合、決められた時間までに子どものお迎えに行かなければならない(時間を過ぎると、超過料金がかかるか、先生にお叱りを受けるかになる)ので、日々1分1秒を争う生活だ。

 

独身の方やご主人の理解と協力のある方にとって、東京はエキサイティングな街かもしれない。

しかし、私にとって東京は『他人に無理やり連れてこられた戦場』。

ジャニーズアイドルたちを眺めることは、そんな戦場でのささやかな癒しだ。

 

そして、娘が保育園を卒業する年が訪れた。

卒園式で保護者全員が歌を唄うことになった。

その歌は、嵐の『ふるさと』だった。

 

私は曲選定に加わっていなかったので、選ばれた経緯はわからない。

嵐ファンの端くれとして、もちろん知っている曲だったし、私は1人でテンションが高まり、たくさん練習した。

そして当日。

私は今でも保護者代表が述べた言葉を覚えている。

「この保育園が、この土地が、『ふるさと』としていつまでも子どもたちの心に残っていってほしい、そんな願いを込めてこの曲を選びました。」

私にとって東京は戦場。

しかし、生後間もなくから東京で暮らす娘にとって、ここは『ふるさと』になるかもしれないんだ。

そのとき初めて気づいたことだった。

 

娘が小学校に入学し、音楽会があった。

私は参加しなかったが、保護者有志の合唱曲が嵐の『ふるさと』だった。

やはり「この学校が、土地が、子どもたちの『ふるさと』になってほしい」との思いを込めて選曲されたと書いてあった。

  

嵐は、相葉ちゃんを除く4名が東京出身。

田舎の情景が浮かぶような『ふるさと』は、彼らからは感じない。

はずだ。

だけど、彼らの歌声から、メロディーから『ふるさと』を感じる。

この曲を聴けば、私が東京に来てからのあれこれが走馬灯のように駆け巡る。

初めて娘を保育園に預けた日、娘は泣き通しで声が枯れてしまっていたこと。

東日本大震災のとき、娘を迎えに行くためにヒールの靴で夜道を走ったこと。

その靴のまま娘を背中に背負い、1時間半かけて徒歩で帰宅したこと。

日を置くとすぐに中耳炎を発症する娘だったので、1年半週5日仕事が終わってから耳鼻科に通い詰めていたこと。

夫が午前2時に帰宅し、午前7時すぎに出勤する日々が数か月続いたこと。

私自身が、急性腎盂腎炎や低音障害型感音難聴を繰り返したこと。

いつのまにか娘が、保育園に楽しく通い、耳鼻科に通わなくなり、先生から卒業証書を受け取るまでに成長したこと。

 

そして娘は、この曲を「ママたちが歌った曲」と言う。

曲を流せば口ずさむ娘にとって『ふるさと』を感じる曲になっていっているように見える。

これは私の周囲に限ったことなのかもしれないが、『ふるさと』は徐々にいろんな場所で歌われるようになっていると思う。

(もしかしたら既に、かもしれないが)音楽の教科書に載る日も近いかもしれない。

 

これまで『ふるさと』は何回か紅白で歌われ、昨年の紅白でもこの曲は歌われた。

私はジーンと聴き入っていたのに、なぜか関ジャニ∞はシャツにもスーツにも柄の入ったカラフルで派手派手しい衣装を着させられていて「さすがにこの曲でその格好はないだろう」とツッコミを入れた(本人たちを責めているのではない)

もし今年も『ふるさと』が歌われ、そこに関ジャニ∞もいるなら、もう少し落ち着いた衣装の用意をスタッフにお願いしたい。

 

いよいよ明後日が大晦日。

嵐の好きな曲はたくさんあるけど、私にとって『ふるさと』は特別な曲。

今年も紅白で歌われることを願いながら、テレビの前で楽しみに待とうと思う。

 

皆様、よいお年をお迎えください。

*1:普通のイヤホンだと他人のカバンや服に絡まり、場合によってはちぎれてしまう